Fact Information Management

 グローバルな経営環境は、変化・変動時代を迎えています。製造現場の4Mの変化振幅も大きくなり、かつ頻度も常態化するという状況です。この環境の変化・変動にいかに迅速な対応するかが経営の喫緊の課題になっています。  この課題にグローバルに対応するには、IT活用が不可欠で、この数年「見える化」も進んでいますが、「見えてどうするのか」という迅速なアクションに不可欠な根本的問題が浮きぼりになってきています。  今や従来の限られたデータやそのオフライン的な活用に留まらず、「見える化」から(データ)から一歩進んで、あらゆる現場事実情報をリアルタイムに「分かる化」し、活用することが日本の製造業活性化の急務となっています。  この問題の解決に向け、現場で発生する様々な事象(イベント)とその関連データ(背景や説明)をセットにすることで、データを素早く情報化(Actionable Information)し、様々な気づきやヒントを喚起し原因の想定や特定、さらにアクションを素早く行えるように「分かる化」しようというのが事実情報活用(Fact Information Management)の考え方です。  この考え方をベースにグローバルにかつリアルタイムに現場から経営までの活動(非定形業務を含)を支援する現場系システムの開発と展開がFiMAのテーマです。

■ FiMAの当面のテーマ

    現場には、既に様々なDB、サブシステムやアプリケーションが独立に存在しています。これらのシステムはそれぞれにDBを保有していることが多く、これらをつないでいくことでさらに付加価値の高い情報を得ようという活動が盛んになっています。  この課題を、既存アプリケーションと現場データ+背景・説明データの形で情報化しデータのHigh Readabilityを目指すFOAのコンセプトをベースに連携を生み出していこうというものです。  
    具体的には、それぞれのもつイベントや背景・説明データをシンプルなインターフェースで相互交換することにより、よりリッチな情報による「分かる化」を実現し、より俊敏な活動に生かすことを考えています。  このイベントと背景・説明データの相互交換の場を事実情報統合基盤と呼び、各ユーザーやベンダーのソリューションシステムおよび既存システムとの相互接続を図っていくことが当面の狙いです。
FiMAの事業
(1)事実情報統合基盤のアーキテクチャーの整備
      ・API(Application Program Interface)のアーキテクチャーと標準化
      ・既存アプリケーションへの拡大と付加価値の増大
(2)事実情報統合基盤の構築・活用の方法論の標準化
      ・スモールスタート、バウンダーリレス、ランニングチェンジという
        FOAのもつ特徴を生かした設計方法論の確立。
      ・徹底的に軽い、使い易いUIの開発と事例研究。
      ・様々なアプリケーションとの接続検証
(3)多くのベンダー、ユーザーへの訴求活動
      ・プランナーの養成
      ・セミナーの開催、イベント展示